塩見 訴訟。

年金制度に残る国籍の壁は厚かったのである 六 一国の国民の福祉を図ることは本来その国の政府の責務であり、その居住する外国の政府の責務でないとして、社会保障の適用につき外国人を排除する日本国政府の立場は、いわば属人主義というべきである
その後、日本国籍を取得したため、障害福祉年金の請求をしたが、棄却され そこで、処分の取消しを求めて提訴したものです 戸波江二等は、それに対し、立法裁量という概念を排斥し、直接にこの判決に厳格な合理性基準を読む
右条約は、第二三条で公的扶助について、同二四条で当働法制及び「社会保障」について、それぞれ「自国民に与える待遇と同一の待遇を与える」としている これらの条約においては、いずれも基本的に、外国人を含むすべての個人に対して平等に人権を保障すべき義務を締約国に課している
しかし、フランスやドイツの憲法と異なり、わが国現行憲法は外国人の人権については直接論及していない しかし、権利の性質から見る場合には、このような分類は意味を持たない
問題になるのが、わが国に不法入国して、あるいは正規に入国した後に、不法就労した外国人である 「衆議院議員の選挙における選挙区割と議員定数の配分の決定には、極めて多種多様で、複雑微妙な政策的及び技術的考慮要素が含まれており、それらの諸要素のそれぞれをどの程度考慮し、これを具体的決定にどこまで反映させることができるかについては、もとより厳密に一定された客観的基準が存在するわけのものではないから、結局は国会の具体的に決定したところがその裁量権の合理的な行使として是認されるかどうかによつて決するほかはなく、しかも事の性質上、その判断にあたつては特に慎重であることを要し、限られた資料に基づき、限られた観点からたやすくその決定の適否を判断すべきものでないことは、いうまでもない
」 したがって、25条に違反しません したがつて、同規約は国籍条項を直ちに排斥する趣旨のものとはいえない
(五) こうした最高裁のスタンスはその後も貫かれている の大阪地裁判決、の大阪高裁判決はともにAの請求を退ける判決を下した
(裁判官 佐藤哲郎 角田禮次郎 大内恒夫 四ツ谷巌 大堀誠一) 上 告 理 由 第一点 原判決は、我が国に定住する外国人の国民年金障害福祉年金受給権の存否につき憲法九八条、二五条、一四条等の解釈を誤り、右各条に違背するものである さらに、わが国では、難民条約を批准するに当たり、社会権関係立法の中にそれまで存在していた外国人差別条項をすべて削除した
その趣旨を具体化するにあたっては国の財政事情等を無視できず、立法措置の選択は立法府の広い裁量にゆだねられている」「社会保障上の施策において在留外国人をどのように処遇するかについて、国は特別の条約が無い限り、外交関係、国際情勢、国内の諸事情等に照らしながら政治的判断で決定できる 少なくともどのような要件に該当すれば違憲となるかは、明らかだったのである
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大きく分けるならば、国内法と国際法とに分類することができる 問題とされている国籍条項が憲法二五条の規定に違反するかどうかについて考えるに、・・・立法府は、その支給対象者の決定について、もともと広範な裁量権を有しているものというべきである
Aはに日本人男性と結婚をして、12月に日本国籍を取得した それにより、国会の自発的な立法裁量権の発動をうながしたのである
前述の社会保障制度審議会答申も事務処理上の理由から年金対象者を限定したり、要件を加重したりするようなことは全く考えていないのである というわけで、以上になります
それとも、原判決は、年金の支給不支給についての実務現物における判定事務をもつて右にいう「事務」であるとするのだろうか 上告人は、原審において憲法二五条の生在権は、憲法の人権カタログのなかで人間存在の尊厳に直結するものとして表現の自由にも匹敵すべき優越的地位にあるとの認識の下にP・ブレストンがアメリカの判例をもとにして整理した一一項目の基準を引用し、その検討を求めた
しかし、児童扶養手当法に基づく児童扶養手当制度を知ったことから、居住する C 県知事 Y に、その受給資格について認定の請求をしたところ、 Y は、請求を却下する旨の処分をした 自己の意思と関係無い戦争や条約により大韓民国国籍となったし その後、帰化していてちょうど、はざまのときに法が制定されたるなどの事情もあります
それなのに、 41 条に関する形式的な解釈から、立法の不作為について全面的に司法救済を否定してしまっては、社会権の法的権利性を確保することはできない ・マクリーン事件 憲法21条1項・外国人の人権 ・定住外国人地方選挙権訴訟 外国人の地方参政権 ・東京都管. PV数ランキング• 例えば、憲法 29 条 3 項は、国が個人の財産権を侵害する場合には、損失を補償しなければならない、と定めている
必要なことは、自分の使っている基本書は、その点についてどう述べているのかを、教科書を開いてきちんと確認した上で、それにしたがって議論すれば十分である 1日も早く完全撤廃が実現し、塩見さんの墓前でその報告をしたいと思う
しかし、憲法一四条の平等条項の解釈に際し、許される合理的な差別の基準となる「合理性の基準」をここまで抽象化し、緩和してしまうことは、断じて許されるものではないのである その場合には、どのような審査基準を採用するべきであろうか
これに対し、その後、憲法学界を支配するようになったのが社会権説である そしてこのことは、世界人権宣言、国際人権規約、ILO諸条約等の国際諸法規が社会保障の内外人平等を強調していることからも明らかである
ただ、現実の生活条件を無視して著しく低い基準を設定する等憲法および生活保護法の趣旨・目的に反し、法律によつて与えられた裁量権の限界をこえた場合または裁量権を濫用した場合には、違法な行為として司法審査の対象となることをまぬかれない したがって外国人にも日本国憲法の人権保障は及ぶと解される
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